はてな版 名も無き一受験生のブログ

今までの受けてきた試験関係の勉強その他日々の生活で感じたことを気ままに書いていきたいと思います。

皆様、新年あけましておめでとうございます。

本年も自分なりに思ったこと等を気ままに書いていく所存なので、よろしくお願い申しあげます。

 

〈事例1〉

昔々、東欧のある大国の国王的地位にある奴は、「申し上げます、人民が寒さと飢えに苦しんでおります」と臣下から報告されたときに、

「いいんだ、悪ければ悪いほどいいんだ」

と答えたそうです。

 

〈事例2〉

昔、極東のある島国の某指令部の奴等は、ある戦争が勃発したときに、

「味方の兵士が●千人死ねば、相手の陣地が取れるんだ。だからインド付近等に行ってこいや!」

などと、ハチャメチャなことをホザいて散々ケツをひっぱたいて、数多くの方々を死に追いやったそうです。

 

〈事例3〉

●年前、司法試験に上位で合格した(このblogで後に取り上げる)某変態K弁護士は、裁判員制度について、知り合いに、「軽々しく裁判に素人を入れてしまったら、議論が紛糾してしょうもない状況になってしまうのではないですか」と言われて、「いいんです、どんどん紛糾すべし」と答えたそうです。

 

 

これを読まれている皆様は、以上の事例を読んでどう思われますか?

 

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以下、私見を展開します。

 

〈事例1について〉

こういうのを一種の「政治●カ」「政治キチ●イ」等と言えるかと。

寒さと飢えに苦しんでいる側にとっては、もうたまったものではないですよね。

自国の社会構造等についてきちんと分析検討して相当と思われる策を採るのが妥当かと考えます。

 

〈事例2について〉

こういうのを一種の「軍事●カ」「軍事キチ●イ」等と言えるかと。

他国に比べて兵の動員数や機動力が劣るのに、そんなきわめて無駄なことをやっている場合ではないでしょう。

そもそも、陸軍と海軍の仲が悪いのに、他国に対してケンカ(戦争)をふっかけたら、宣戦布告の際にミスが出るのも、ある意味「当たり前」のことではないでしょうか。

試験で例えるならば、先の割れた鉛筆だけでマーク式試験に臨むようなものかと。

そんな体たらくで首尾よく戦争に勝てる・試験にうかるでしょうか?

 

〈事例3について〉

こういうのを一種の「法律●カ」「法律キチ●イ」と言えるかと。

議論が紛糾して収拾がつかなくなって裁判が長引いてしまって、もっとも迷惑を被るのは本人・クライアントではないですか。本人・クライアントの利益を図ることを使命とする代理人(裁判官・検察官・弁護士)が、本人・クライアントが迷惑を被るようなことをやっていてどうするんですかね(苦笑)

皆様は、こういうお方に、自分が人生の切羽詰まった場面で、信頼してお金を払ってお仕事をお願いしたいと思われますか?

 

ちなみに、その変態K弁護士は、

「貴方だって、僕みたいな裁判官みたいな人に裁かれたくないでしょう?」

と自分から言っておいて、

「素人に裁かれるよりは貴方みたいに法律にあかるくて専門的な訓練を受けたような人に裁かれる方がまだマシですよ。その方が社会的にみてまだ安心できるじゃないですか。そういう風に思っている人も少なくないと思いますよ」

と返されたら、

キョトンとしていたとかいないとか(大苦笑)。

 

 

自分は、正直、特に上記の類の「専門●カ」的なダサい奴とはまともに関わりたくないし、口もききたくないですね。

 


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論文で点数がとれても択一で点数がとれない根本的要因

あるお方のblogを見ていたら
「去年も今年も約20点足りずに択一で足切りされてしまった。ただ、論文は直前模試でA判定だった。過去問や択一六法を使い、知識だけで対処しただけではなくリーガルマインドで対処したのだが…」
という主旨の相談コメントが目に入り、

【ああ、やっぱり新司法試験でもそういうタイプの方がいるんだな…】
と思ってしまいましたね。

自分も旧司法試験の勉強をしていた頃に似たようなタイプの方をそれなりに見聞きしていますし、自分が正に似たようなタイプの人間ですから(苦笑)、他人事とは思えなくなるような心境になってしまいます。


ここで、
論文でそれなりの成果が出ておられるのに、択一で思わしい成果が出ておられない要因として私なりに考えられるものを列挙してみますと…


①試験で要求されている知識(特に択一プロパーの知識)の絶対量が不足している
〈知識の量の瑕疵〉

②手持ちの知識があやふや
〈狭義の知識の質の瑕疵〉

③手持ちの知識が体系的に整理されていない
〈広義の知識の質の瑕疵〉

④(特に択一の問題を解く際に)主観的に文章を読んでしまっている
〈読解力の瑕疵〉

⑤択一の問題を解く際の戦略が確立できていない
〈戦略の瑕疵〉

です。

以下、具体的に解説しますと…

①知識量の瑕疵について
択一プロパーの知識まで広く浅くまんべんなくおさえてないと、択一で点数が伸びないのは当たり前のことです。

②狭義の知識の質の瑕疵について
基本概念や主要な条文・判例について、瞬時に近い形で出力できる態勢にしておかないと、なかなか点数が伸びないですよね。
加えて、そのような態勢にしておかずに曖昧な知識が増えると、無用に迷ったり考えたりしてしまう時間が増える分、
【ロスタイムが増える
→時間不足気味になる
→焦りが生じる
→本来ならばできそうな問題までできなくなる&現場思考型の問題に適切に対処できなくなる&多少時間をかければできそうな問題までできなくなる】
という悪循環が生じ、点数が伸びないということにもなります。

③広義の知識の質の瑕疵について
手持ちの知識が頭の中である程度体系的に整理されていないと、
【問題を解くにあたって必要な知識を臨機応変に出力するのに時間がかかり、ロスタイムが増える】
こととなり、②で述べた悪循環が生じかねません。

④読解力の瑕疵について
択一式の試験って、事務処理能力を問う性質もありますが、
【文章を(できるだけ客観的に)読む能力を問うている】
性質も多分にあると思われます。
つまり、問題文をできるだけ客観的に読んで、当局が想定する正解の肢を選ぶことが求められる試験であるともいえるかと。

また、問題文を客観的に読めることは、自分がよくわからなそうな問題に直面したときに「大概の受験生はこっちの肢を選びそうだからとりあえずこっちの肢を選んでおくか」という選択が比較的スムースにできやすくなることにもつながります。
(多くの受験生が不正解である問題を落としても合否にはまず影響しませんから、上記のような選択がしっかりできることは受験政策上至極妥当なわけです)

論文でも主観的に問題文を読んでしまうと、論点落としや明後日答案になってしまう等の危険がありますが、
上記のようなタイプの方はある意味「独特の論文のセンス」があるのでしょう。

⑤戦略の瑕疵
問題文をどのように読みどのように問題を解いていくかについて、自分なりに戦略を確立することによって、ロスタイムを減らし、効率的に点数をGetすることも可能になります。
特に択一と相性が悪いタイプの方は、戦略構築やその実践を意識的に行う必要もあると考えます(択一が得意な方は無意識のうちにそういうことが実践できています)。



択一が苦手な方(特に上記のようなタイプの方)や「択一でどうも思うように点がとれんな…」と思い悩んでおられる方は、
2つ前の記事に掲げた「マインドセット」を行った後に、上記の視点で(できるだけ客観的に)自己分析をされてみてはいかがでしょうか。

おそらく、大概の場合は上記の要素の複合形態ではないかと思うのですが。
(ちなみに、自分が旧司法試験の択一で悶え苦しんでいた頃は①ないし⑤の複合形態でした(大苦笑))


とにかく、
まず重要なのはやたらと知識をインプットしたり闇雲に過去問を回したりすることではなく、
【適切なマインドセットと自己分析に基づいた、自分なりの戦略を構築すること】
ではないかと考えます。

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択一(マーク)式の試験を苦手としている・苦戦している方への助言

元々択一が苦手な方への私なりの最初のアドバイスとしては、死ぬ気で勉強しろとかとにかく~回過去問や肢別本を回せとかではなく、

 

【まずは肩の力を抜いて、ご自分が択一(マーク)式の試験とは相性が悪いタイプの人間であることを素直に認識してください】

 

ということです(最初のマインドセットとしては、個人的にはこれが最も重要なことではないかと考えます)。

そうすれば、焦って無理して妙な方向に暴走する等の危険性を小さくすることができるかと。




そして、

【相性が悪ければ悪いなりに、ご自身と似たようなタイプで、かつ、一定の成果をあげたことがあるお方のノウハウを主に参考にした上で、しっかりと勉強しましょう】

ということです。




幸い、現在の司法試験は、(多くの受験者がふるい落とされた旧司法試験とは異なり、)受験者の約3分の2がパスする仕組みになっていますので、基準点を超える点数をとることはそれほど困難ではないと思われます。

 

ただ、最終合格を見据える上では、基準点ギリギリの点数では心許ないのが実情です。




なので、元々択一と相性がよろしくない方の一応の目安としては、ひとまず、

【基準点+50点】

を目標にするのが妥当かと考えます。

やみくもに300点とろうとすると、焦って無理して暴走してしまう危険性があるでしょうから。






余談ですが、

 

「論文の勉強をしっかりやっていれば、そのくらいの点数は軽々いくだろう」という見方をする方もいるでしょうが、

 

その種の論者は元々択一を比較的得意とされている方が多いような気がします。

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2018年ワールドカップロシア大会のグループリーグの抽選結果について

2018年ワールドカップロシア大会のグループリーグの組み合わせが決まりましたね。

http://worldcdb.com/

 

日本代表はグループHに入り、コロンビア、セネガルポーランドの順に対戦することになりました。

 

個人的な感想は、「可もなく不可もなく」といったところでしょうか。

もっといってしまえば、

【ドイツ、メキシコ、スウェーデンのいるグループFに入らなくてよかった。ツイてるツイてる】

というのが本音ですね。

最後から2番目の抽選の場面では、グループFに日本か韓国のいずれかが入ることが確定(→一方の国がグループHに入ることが確定)していましたので。

もし日本がグループFに入っていたら、今頃は絶望の淵に立たされた感じになってお通夜状態になっていた日本代表サポーターも少なくなかったのではないかと考えます。

おそらく、日本海の向こう側の某国のサポーターは茫然自失状態でしょう。

 

 

以下の部分は、既にアメーバ当局に消されてしまった旧ブログに書いたことを加筆修正したものです。

 

まず、これから親善試合や公式戦が何試合か組まれると思われますが、

【それらの結果だけを見て一喜一憂したり、つまらんマスメディアの煽りに振り回されたりするのは、まったくもってナンセンス】

ではないかと考えます。

あくまでも、来年のワールドカップロシア大会でグループリーグを突破し、いけるところまでいければ、それに越したことはないわけですから。

 

もっと言ってしまえば、

【ワールドカップ予選の出来やFIFAランキング云々と、ワールドカップ本戦は、厳密には別物です。】

そのもっともわかりやすい例は、2002年日韓ワールドカップ予選・本戦における、アルゼンチン代表とブラジル代表です。

前者は南米予選のときは絶好調で、日本の某お笑い界の大物芸人からも大絶賛されていましたが、本戦ではグループリーグ敗退でした。

後者は南米予選のときは絶不調で各方面から叩かれまくっていた程に出来が悪かったですが、本戦では優勝しました。

1990年のワールドカップイタリア大会で圧倒的なパフォーマンスを見せて優勝した西ドイツにしても、欧州予選のときの出来は今一つで、最終節のホームゲームのウェールズ戦でも危なっかしい場面をつくられながら何とか勝って本戦に進出できたというほどに苦戦していたようです。

 

要は、あのような短期決戦型の大会では、

【いかに上手くチームをまとめられた上で、きちんとした戦略の下、上手く波に乗れるか】

がポイントになるのではないかと考えます。

 

特にそういう点では、やれ日本代表のFIFAランキングだの、過去のデータだの、どういう海外で活躍している選手がいるか等はそんなに重要な事柄とは思われません。

というのは、いくらFIFAランクが上位で過去の試合の出来が良くて海外で活躍している選手を揃えたとしても、他国に勝てる保証は何一つないわけですから。

上手くいけば2002年日韓ワールドカップ、2010年南アフリカワールドカップのようなことになる可能性はあるでしょうし、下手すれば2006年ドイツワールドカップ、2014年ブラジルワールドカップのようなことになる可能性もあるかと。

 

個人的には、1994年アメリカワールドカップのときのルーマニアブルガリアのパフォーマンスが参考になるのではないかと考えます。当時の両国は、コロンビアやアルゼンチンやドイツを見事に打ち負かしましたからね。

 

 

私見としては、

【いかにして初戦のコロンビア戦を引き分け以上の結果に持ち込むか】

が当面の重要な課題となるのではないかと考えます。

初戦の相手のコロンビアも相当したたかで曲者的なチームですが、2014年ワールドカップブラジル大会でアルジェリアを率いてベルギーやドイツ相手に奮戦しベスト16まで導いたハリルホジッチ監督のことですから、周到な戦略を練って善処することを期待します。

 

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「要領が悪い」ことについて

皆さんはスキーやスノーボードはされたことはありますか。

「スキーやスノボーを最初から下手に自己流でやって変なクセがついてしまうと、(たとえ途中でインストラクターらしき方に教わったとしても)そういったクセを根本的に是正するのはなかなか難しい」

という主旨の見解がありますが、

私が実際にやってみて、正にその通りだと思いました。

 

特に私のように、ぶきっちょで体のカタイ人間は尚更かと(苦笑)。

 

(最初からインストラクターの方に教わっても上手くいかないこともありますし(大苦笑))





上記のようなことは勉強についてもある程度妥当すると思われます。

つまり、相当程度「閉ざされた」空間である田舎で自己満足的な勉強をしてしまっていると、上記のようなことは往々にして起こりうるようです。

現に、私の地元の同級生や先輩後輩にもそのことを痛感して後悔しているような感じの人はかなり見聞きしています(別の分野の院生で研究を頑張っている私の弟もその一人ですし)。

 

そして、そういうことって、ぶきっちょな人間であればあるほど是正困難な度合いが高まるんですね。






ちなみに、上記の類のことを話すと、時折

「だったら都会に出てくればいいじゃないか」とか「あなたも司法試験の勉強で予備校を利用したんでしょ」などとズレたような発言をする方もいるのですが、

【あの~、そういうことじゃないんですけどね・・・】

乱暴な表現を使わせていただくと、「そんなピンボケした指摘をされても困るんですけども・・・」)

という感じです。




なぜなら、



上記のような、典型的なぶっきっちょタイプで、かつ、既に妙な癖が知らず知らずのうちについてしまった奴が、慌てて都会に出てきたとしても、その時点で既に都会で質の高い勉強をゴリゴリやっていて既に試験勉強の本質のようなものが当たり前のように身体に染み込んでいるような方々とは歴然とした差がついてしまっている】

からです。

野球でいうならば10ゲーム(またはそれ以上)、サッカーでいうならば勝点30(またはそれ以上)くらいの差があるといっても過言ではない

かもしれません。




また、



【そういう類のことは、たまたま都会に出て、自分なりに様々な経験をして、自分なりにある程度悶え苦しみ抜いた「結果として」ようやくわかる】

という性質の事柄だからです。

ただのんべんだらりんと田舎から都会に出てきて漠然と予備校に行って勉強しているだけでは、大して得られるものはないだろうと思われますし。




更に、

 



【特に田舎の場合には、人的な結びつきや家庭の都合等のしがらみがあるといった事情でなかなかその地域から動けない場合も多分にあると思われるし、安易に都会に出ればいいなどという話で済むようなこととは思われない】

 

からです。

 


また、


(あるお方の言葉を借りれば、)

【私のようなぶきっちょで要領の悪い人間までもが、都会に出てきて予備校に通って
万事上手くいく・どうにかなるのならば、勉強関係で苦労する人間が世の中に出てく
るハズがないと思われる】

からです。

 


結局は、

【要領が悪ければ悪いなりに、自分なりに工夫して頑張るしかない】

ということなのだろうと思います。




(失礼を承知で申し上げますが、)

 

特に択一が苦手な方って、基本的に私のようにぶきっちょで要領の悪い方が多いのではないかと考えます。






 

ちなみに、私の生まれ育った地域はどういう環境かというと、

・典型的な田園地帯

・交通の便がよろしくない

・周辺には大手の予備校は一切ない

(→自己流みたいな感じで勉強をしている人が多いし、もっともらしい情報?が出回るとそれに左右されてしまうほどリテラシーが低い人も多い)

・真面目に勉強しているだけで奇異な目で見られることも多い

(~進学校と呼ばれているところでさえも、自習室で露骨に他人の悪口を言う等の邪魔もするきわめてダサい奴までいたほどです)

・最悪の場合、本格的に法律の勉強をしているというだけで「おまえはどこの星からきたんだ」みたいな目で見られる

→地球人扱いすらしてもらえない(苦笑)




大まかにいえばこんな感じです。

マッタリとした環境で殺伐としていない、といった田舎の長所もなくはないですが、

特に前述の凄まじい方々とも交流して、そのような方々のおかれてきた環境、今までやってきた勉強等を聞いて、「カルチャーショック」を受けざるをえませんでした。

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「クロネコ・コンサル事件」に関する所感

特にこの記事はお叱りをうけたりするのを承知で書かせていただきます。




(ある方のブログを偶然拝見して、首をかしげたくなってしまうことがあったので、自分の思ったことを率直に書かせていただきます。)








事件?の概要は以下の通りです。








ある弁護士の方がある受験生のブログを見て、その受験生をこきおろすような記事を



ご自身のブログで書いたらしいんですね。




以下はそのこきおろし記事の引用です。



___




http://blog.goo.ne.jp/9605-sak/e/2fd1503a31ecdd9503f606921cc2a342 




以上は新司法試験合格者に関する話でしたが,もう1つはまだ合格していない人の話です。



最近,とある司法試験受験者のブログ(http://revo7star.blog2.fc2.com/blog-category-20.html 






を読む機会があったのですが,どうやらこのブログ氏は,2011年に慶應義塾大学法科大学院を卒業し,今年が2回目の司法試験受験になるようです。論文試験の民事系について再現答案構成を書いているのですが,問題文と読み比べてみると,一体何だこの解答・・・。



黒猫もあまり受験生をいじめたくはないので,言及は必要最小限にとどめますが,今年の民事系設問3は,簡単に言うとFがHに500箱の山菜おこわをHに預けていたところ,その全部が盗難に遭ってしまい,それが原因でFが進めていた山菜おこわの商談(Hに預けていたものに関する商談ではない)も破談になった。HのFに対する債務不履行の成否について検討した上で,この商談が破談になったことについての損害賠償を請求できるかについて論じなさい,という問題です。



なお,問題文の中にある寄託契約書には,「受寄者は,本寄託物を善良な管理者の注意をもって保管する。」という条文がありますので,答案では善良な管理者としての注意義務に違反したかいなかを検討しなければならないはずですが,このブログ氏の書いた答案構成は以下のようなものでした。







見事なまでに契約書完全無視。法律の専門家でないと理解できない話になってしまうので詳細は省きますが,それ以外にも明らかな失敗だと思われる部分が多々あるので,さすがにこの人が今年の試験で合格することはないでしょう。しかし,本人は「民法はちょっとやってしまった感がある。だが、できない人多いでしょ。そうすると、去年と同じくらいかな…。45~50点くらい?」とも書かれているので,あまり致命的な失敗ではないと思っている節もあります。「定評のある」法科大学院に含まれることはほぼ異論がない慶應ローの卒業生でもこんな感じの人がいるので,法務博士の質なんて全く保証されていないんですよ。








(以上、引用終わり)




___








さて、一見もっともらしい?この弁護士の方の記事ですが、



自分がこの記事の引用を見たときに「…ん?」「おや?」「この弁護士の方の言ってることもなーんかおかしくないか?」と思ったんですね。



腑に落ちなかったので、法務省のHPにある本年度の司法試験の民事系第一問の問題文を改めて読んで再確認してみたら、それが氷解しました。




「問題文の中にある寄託契約書」が契約の対象としているのは、実は「山菜おこわ」ではなくて「和風だし」なんですね(同寄託契約書第1条)。その和風だしについて「受寄者は,本寄託物を善良な管理者の注意をもって保管する。」(同契約書第2条)ことになると解するのが自然ではないかと思われます。



というより、第1条と第2条の文言をよく読めば、和風だし=本寄託物であることは明らかです。




このことを確認されたい方は



http://www.moj.go.jp/content/000098336.pdf 






の5ページを参照してみてください。




つまり、設問3では山菜おこわについての寄託契約の債務不履行が問題となる以上、和風だしを対象とする寄託契約に関する契約書の内容は問題とならないのではないかと思われます。








もっと言ってしまえば(あえて乱暴な言葉を使わせていただきますが)、



【おいおいその弁護士さん、問題文の契約書をちゃんと読んでないのはむしろあんたじゃねーかよ】



ということになってしまうわけでして。






(ちなみに、上記受験生がうかったら勝ち、上記受験生が落ちたらその弁護士が勝ちなんだよ、みたいな、「終わりよければすべて良し」チックの妙な短絡的・結果論的な思考&「後出しジャンケン」的な卑怯っぽい思考をされてる方もいらっしゃるようですが、

【オイオイオイ、そういう次元の話じゃねーだろ】

と思わざるをえませんね。)





更に気になったのは、やれ慶應がどうだの法務博士の質がどうだのそのブログ主がうかるかうからないかどうか(個人的には、そういうのはあまり興味ないですけどね)以前に、



【その弁護士さん自身が妙な差別意識をもってらっしゃるだけではないのか

→そのように軽々しく他人を見下すような言動をしているご自分自身がお好きなだけではないのか】



と思わせてしまう(そう受け取られても仕方がない)ような感じの文章を書いておられることです。



それもいかがなものでしょうか?



ある意味、契約書無視・ちゃんと読んでないことよりも重大なことではないですかね。



その方がどれだけ優秀なお方で旧試験にうかられたか、具体的にどのような職務をされてるのかは存じ上げませんし興味もないですが、率直に言って、



【かなりダサいと思いますよ。】








また、下種の勘繰りならいいのですが、



【その弁護士さんは、普段からそのような妙な差別意識をもたれてご自身の業務を遂行されているのでしょうか】



とも思えてしまうわけですよ。



そうだとすれば、特にクライアントの方が気の毒ではないかとも思えてしまいます。








ちなみに、このことを私の出身ローの後輩と話しているときに話題にしたところ、その弁護士さんは以前にも法科大学院のこと等を軽々しく蔑視するような記事を書いてブログの読者の方から非難されたことがあるとかないとか。








失礼を承知で申し上げますが、



【安易に差別意識を出すような言動をする、(たとえ勉強がおできになったとしても)頭の悪そうな感じのお方は、たとえ年上であろうと自分が志している分野の先輩になりうる人であろうと、大嫌いです。】



そこまでダサい言動を平気で露骨にするような人に評価されたとしても嬉しくもなんともないですし(何かのはずみに露骨に貶されたり足を引っ張られたり不当に利用される等の危険もありますからね)。




単に頭が悪いくらいなら笑い話くらいで済むことも多いのでしょうが、なまじっか相応の知識があるお方の場合には、それだけ始末におえない場合が多いと考えます。







これを読んで「受験生のくせに生意気な」などと思われた方がいらっしゃったら、そのような権威主義・差別主義チックなダサい感じのお方(失礼!)に対して、この場を借りてあえて憎まれ口を叩いておきますわ

(あいにく自分は上記のブログを書かれている受験生の方ほど人がよくないですし、特に思春期の頃にそれなりに口が悪くてやたらと攻撃的・好戦的な方々に囲まれて育ったタチですので(笑))。




【じゃあ、そういう奴にまでここまで書かれて批判されているその実務家のお方は一体なんなんでしょうね?】








(私も今まで同分野の先輩方(特に実務家の方)にもいろいろお世話になりましたし、今でもその方々には感謝していますし、先輩方からの恩恵は特に後輩の方々に何らかの形で還元したいとは思っていますが、)



真っ当な方ならば、露骨に差別意識を出すような言動や妙に居丈高になるような言動はしないと思いますよ。



先輩として尊敬されたいのならば、(受験生を含めた)後輩の手本となり後輩を敬服させるような相応の言動をしていただきたいものです。






法科大学院の質云々などを論じるのも結構なことでしょうが、その前に、)

「俺はこれだけスゴくて能力が高いんだぞ!」といわんばかりの態度・言動を見せられると、上記のようなダサい言動が顕出したときに余計にダサく、ア●にみえてしまうということにも十分に留意されてもよろしいかと(これを「マイナスのギャップ」といいます)。

例えば、すごくキレイな感じの女がかなり下品な格好でプカーッとタバコ吸ってるところを見たらどう思います? 一気に好感度やテンションが下がるしその落差も比較的激しいでしょ(逆にデブスで全く自分の好みでない女がそういうことしてても特段なんとも思わないでしょうし、格別の落差も生じないでしょ)。

それと似たようなことは上記の弁護士さんにも妥当しうるわけでして。

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このブログの管理人(名も無き一受験生)の自己紹介

はじめまして。このblogの管理人の「名も無き一受験生」と申します。
元々、別のサイト(アメーバ)のblogで細々と記事を書いていたのですが、いろいろと不都合なことが起こったので、あるお方からの助言も相俟って、こちらのサイトにも記事をUPしていくことになりました。
よろしくお願いいたします。


このblogでも、自分の勉強経験・受験経験をふまえて自分なりに思ったこと、その他、日常生活で疑問に思ったこと等を自由気ままに書いていきたいと思います。


簡単に自己紹介します。


※男

※某法科大学院修了(既習(2年で修了する課程)

※旧司法試験の受験経験あり
(なんとか論文式試験2回ほどうけられたが、完敗→試験制度の変革の過渡期にあったこともあって、やむなく、運良く授業料半額免除の特典を得られた法科大学院に進学)

※元々マーク式の試験とは相性がよくない
(旧司法試験の短答式試験でもそれなりに苦労した)

※元々民事系科目と相性がよくない
(旧司法試験の論文式試験では、民事系科目(民法、商法、民事訴訟)がほぼ壊滅状態で、憲法や刑事系科目(刑法、刑事訴訟法)において何とか得られた貯金が軽々とふっ飛んでしまったくらいの破壊度)

※筆記速度・筆力は並(またはそれよりもやや落ちる程度?)
8ページまで書いたことはまずなく、多くても67ページが限度)

※ぶきっちょで要領がよくない、処理速度もそれほど早くない
(元々田舎の「閉ざされた」ような空間で、スポーツをやりながら、予備校らしきところも利用せずに、多分に自己満足的な勉強をし続けてしまっていたタチであることもあって、試験勉強とは具体的にどういうものなのかがおぼろげながらわかるようになったのは大学入学以降、とりわけガチに司法試験に向けた勉強を始めて様々な方のお話を伺ったり書籍を読んだりする等してからであると言っても過言ではない)

※元々、学者肌、完璧主義者などと言われることが多い
(特に法律関係の勉強を通じて昔よりもそのような性質はいくぶん弱まるようにはなったが)

 

以上のような感じです。

 

 

なお、私のblogのタイトルだけを形式的に見るなどして、「●十年も浪人生活をしていたのか」などという印象を抱く方もいるかもしれませんが、私は高校受験や大学受験においては浪人した経験はありません。
ガチで司法試験関係の勉強をしていた期間にしても、学士編入後の大学に一応在籍していた頃(形式的な届出をするだけで休学ができた(→当然に授業料は徴収されずに済んだ)ので、私の家庭の諸事情とも相まって、そういうお得?な制度運用形態を上手く利用させていただきました)・法科大学院に在籍していた頃をも含めて通算すれば…せいぜい
7年くらいですかね…

ちなみに、私よりも長くガチで法律関係・司法試験関係の勉強をされていた方もそれなりに多く見聞きしてきましたが、私はその方々については「実力がない」などとは口が裂けても言えないですよ。私よりもはるかに法的素養がある方・人格的にみて素晴らしい方(→安心・信頼してお仕事の依頼ができそうな方)もそれなりにいらっしゃいますし、特に司法試験等にいたっては受験生の母体が「周囲から、優秀・勉強のできる人などと評価されている人間」ばかり(→その中から上位●%の人間を選抜する試験)ですのでね。

 

なお、私が学士編入する直前に卒業した大学では、経済経営関係の学部学科に在籍していました。とはいっても、私が当時受講した純粋な経済学関係の講座でかろうじて記憶に残っているのは、せいぜい「ラグランジュの未定乗数」というワードくらいですが(苦笑)

 

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「学士編入」と「大学院への進学」は厳密には異なりますので、ご留意願います。

前者は、「ある学部を卒業した者が、別の学部または別の大学・学部の中途の学年から入学する場合」をいいます。会社で例えるならば、関連会社または別の会社に中途採用で入社するようなものです。

後者は、「ある大学を卒業した者が、同じ大学または別の大学の大学院に入学する場合」をいいます。会社で例えるならば、関連会社または別の会社に新卒扱いで入社するようなものです。

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